point 特定の箇所だけに適用する

<タグ名 style="プロパティ:">

タグのstyle属性を使って、それぞれのタグに直接スタイルを設定します。このスタイルの指定方法のことを、インラインでスタイルを指定するともいいます。

HTMLでタグを記入するのと同じように、タグにstyle属性を記入し、属性値にプロパティ:値を指定します。

例えば、特定のレベル1の見出し(h1)の文字色を赤色にする場合は、
<h1 style="color:red">のように記述します。セミコロンを使って宣言部(プロパティ:値)を区切れば、複数のスタイルを設定することが出来ます。

この方法は、ページの特定の箇所に、特別にスタイルを設定する場合に使うようにしましょう。 また、インラインでスタイルの設定をする場合は、head間にmetaタグを使って、使われているスタイルシートの言語指定をしなければいけません。

<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">のように記述します。

サンプル - Microsoft Internet Explorer

h1の文字色は、オレンジ色です

h2の文字色は、赤色です。

段落の文字の大きさは、20pxです。

HTML&CSS
<html>
<head>
<title>基本的な設定</title>
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
</head>
<body>
<h1 style="color:orange;">h1の文字色は、オレンジ色です</h1>
<h2 style="color:red;">h2の文字色は、赤色です。</h2>
<p style="font-size:20px;">段落の文字の大きさは、20pxです。</p>
</body>
</html> 
 

point スタイルシートの優先順位

スタイルシートの適用方法は今まで説明してきたように三種類ありますが、これらはの適用は同時に組み合わせて使うことが出来ます。

その際に、もし同じ設定がされた場合は、インラインでタグに直接スタイルを指定した場合が最も優先され、次に<head>〜</head>間に<style>タグを使って設定した場合、最後にスタイルシートファイルでの設定という優先順位になります。

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